2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

春休み

図書館の閉館じかん花夕べ 村の小さい図書館です。 閉館じかんになり、帰宅する 子供達、桜が異常にしらじらと 見えました。外は日永で まだ明るく花夕べでした。

神社

花の昼拭ひはげめる若き禰宜 うぶすなへお参りにいったら、 若い禰宜さんがお掃除していた。 左近の桜が下枝から咲き始める。 参拝者も少なく、静まりかえる。

野良人

耕人に畦歩み寄りちんどん屋 耕しを一服しているおじいさんに、 近づいてちんどん屋が、宣伝していた。 微笑ましくもあった。

花の昼

ちんどん屋村を囃して花の昼 めずらしく、チンドン屋をみました。 最近見ませんものね。

要黐

要黐燃え盛りゐし万愚節 隣家のもちの木が、真っ赤に燃えるように、 赤い新しい葉を伸ばしていた。 今、垣根によく植えられていて、 一段と目に付く。

濠にたつさざ波明かり菖蒲の芽 濠にたった一羽いた鴨が、 気がかりでしたが、一羽で元気にしていました。 すぐそばには、 菖蒲が芽を青々と育んでいました。

御堂筋

御堂筋銀杏芽吹きてけぶらへる この写真は御堂筋ではないですが、 昨日通りましたら、なんだか御堂筋が けぶったように感じそのまま詠いました。

たこ焼き

蛸焼を旅の昼餉に春愉し 写真と俳句が少々ちがいますが、 福島からの修学旅行の学生さんが、 茶店で蛸焼きの昼を食べていた。 店員さんが、焼き方を教えていましたよ。

木の芽

テント小屋撤去の城下木の芽時 大阪城のホームレスも、テントを撤去され まだ少し残っているようだが、 そのあたりの木々は、確実に芽吹き初めていた。

春の雨

初ざくら須恵器窯跡公園に 須恵器窯跡が、今は公園に整備されて、 ぽっんと取り残されて状態です。 それでも、桜は季節をキャッチして、 一輪、二輪と咲きはじめました。

初桜ひと夜かぎりのコンサート 今日くらいより、桜がちらちらと 綻び始めました。 はやい開花に、人間のほうがとまどいますね。 これで天気さえ整えば、一斉に開くことでしょう。

銃眼に難波の町のつちぐもり 大阪城を訪ねた。 生憎と、黄砂がひどく町がかすんていた。 この二三日黄砂でなやまされる。

大阪城

一列に城門くぐり遠足児 今日、大阪城にいって来たる 梅苑の梅は残念ながら、終わり すでに剪定作業がすすめられていた。 次は、桜だと思いつつ。

風光る

風光る無線アンテナ凛と立つ 高いアンテナが、何本も立っていて、 世界中と交信しているのでしょうね。

はぐれ鴨

はぐれ鴨蹲りゐる土手青む 近所のお濠に、一羽だけ 蹲っていた。じっとして動かなかったので、 病気でもしているのかと、 暫くその場を離れることが出来なかった。

城下町

馬冷やしてふ村の名や泉鳴る 城下道には、馬冷やしつまり馬の足の火照りを 流れの水にて冷やしてやるそうです。 その名が村の名前に残っている。

高取城跡

はくれんや家老屋敷の海鼠壁 関連の、高取の町の風景です。 城下町の高取は、随所にその当時の 繁栄ぶりを見ることができる

春水

山城を走りころげて春の水 日本一の山城と言われ、 当時を偲ぶことの出来る 城石垣が今も残り、 登山道ともなっており、中年夫婦連れが 登城をめざし登る姿をよく見る。

雛めぐり

連子越し雛見てめぐり春寒し 雛を自分達のために飾るのではなく、 街道を行く人達に見せる、珍しいお雛さんを 見て来ました。 聞けばまだ三回目とか、村お越し的な イベントかと思われますが、 城下町ならの雰囲気もあり、 一度は見ておいても、いいかなと思…

青き踏む

石畳尽き料峭の登城道 奈良県高取町城下町です。村の活性化の イベントと思いますが、雛を巡り見る 変わった雛めぐりに行ってきました。 立派な山城だったようです。

観梅

観梅や回し飲みせるひとよざけ 関西では梅もそろそろ終わりです。 見納めの梅の下で、甘酒を回し飲みして、 楽しんだ。

申告の締め切り迫り春を病む 申告は主人任せ、少し体調を崩し遅れていて 気になっているよう。 私はのんびりしたもの。

観梅

駅舎出てすぐの参道観梅行 梅もそろそろ散りはじめましょうか! 次は桜ですね。 春はつぎつぎと花を咲かせてくれて 楽しいです。

近隣

飛行機雲触れんばかりに揚雲雀 暖かさにつられ、近くを散歩する。 大和の空に飛行機雲が綺麗にはしっていた。 野には雲雀が囀り、耕しも始まっている。 春爛漫である。

木の芽雨

鳴き騒ぐ鴨のまだゐて木の芽雨 やはり御陵近辺散策してつくりました。 もうまもなく鴨の帰る気配でした。 羽ばたいたり動きがありました。 木の芽雨が、寂しく感じました。

夕映ゆる濠のさざめき春の鴨 近くの、白鳥陵の濠に帰る鴨でしょうか、 沢山集結しているようでした。 鳴いたり、はばたいたりそれはそれは 騒がしいくらいでした。 鴨が帰ったあとの濠は、静まりかえり 水も温んでくることでしょう。

青き踏む

草萌の土師の窯跡ここぞとよ はじと読みます。 窯跡があり、碑のみが残っています。 塚・御陵と古墳が点在し、歴史を 秘めた町です。

下萌

下萌の青くさき土手ころげ落つ 少し暖かくなると、子供達が土手を滑り台がわりに、 気持ちよさそうに遊び興じているのを よく見かける。あたりには、たんぽぽも咲き、 土筆も顔をのぞかせる。 春爛漫である。