2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

秋の山

秋の山雲の薄衣まとひけり 最近ゲリラ豪雨が至る所で発生している。いつまでも暑かったり季節がなくなるのではないかと 心配になる。日本に季節がなくなったらどうゆうことになるのか、想像すらしたことがないが、心配だ・・・でも、普通の蝉でなく蜩やかな…

葛の花

うまい覚め少年葛の駅に降る 乗り合わせた少年が疲れているのでしょう熟睡していた。予備校生でしょうかね。気になってずっとみていました。 どこで降りるのだろうと、わたしが気になって!暫くするともくっと起きてけろりとした様子で降りた。私はやれやれと…

秋蛍終のともしび流さるる 秋蛍の題が句会ででました。秋の蛍は死の直前までしもしつづけるようです。そのいとしさに感動します。恋こがすともしびもやがて瀬に流され消えていく。なんといとしいことでしょう。今は水も綺麗になり蛍を簡単に見ることが出来ま…

植物公園

ヒマラヤ杉秋暑の影をひろげをり これも植物園です。とても暑い日でした。 日陰がほしいくらいで、木々は茂っていますから 日陰はあるのですが、ヒマラヤ杉が私の目に 飛び込んできました。その時自然に出来た句 です。 今振り返りましても、あの暑さによく…

秋の陽射し

竹林に秋の陽射しのそそぎ透く この暑さの中、京都植物園に吟行会でした。さすがお盆でもあり人はまばらただ暑いだけ!しかし、樹下はときどき涼しい風が素通り 秋を少し感じつつ急ぎ句会場へ急ぐ。二三日先には、京都五山の送り火がある。

踊り櫓

踊り櫓建ち二上山をしりぞける 盆踊りがどことなく聞こえてきます。 このあたりですと、河内音頭です。 極端に言えば夜ごと聞こえて来ます。まだまだ田舎のこと里帰りした家族が 子供を連れてそれはそれは賑やかなこと!昔からあととりさんのお嫁さんは大変と…

大般若経

大般若経はばからず紙魚走る 写真が少々異なりますが、虫干しの般若経なども 容赦なく虫食いのあとが残りショック受けたこと があります。秋に入りましたが、その気配もまったくなく毎日 暑い日がつづきます。残暑ともいえない暑さほと ほとまいります。いつ…

貴船の川床

貴船川床さびれ溝蕎麦咲き初むる 立秋も来週そうそうにやってきます。 暑さは頂点ですが、風ふとしたことに秋の気配をかんじます。今年は少し異変気味で気持ち悪くもかんじます。ゲリラ豪雨とか 植木の水やりが助かるときもありますが。敏感に季節をかんじつ…

桐一葉

運座果て聞く師の訃報桐一葉 句会が終わりとびこんできた、先師の訃報とても悲しく 受け止めました。花鳥諷詠に徹した師の指導を、今しみじみと感じつつ これからも俳句を楽しんでいけたらいいなと思っています。今は新しい師のもとでひび俳句を学ぶ喜びを楽…