歯をみせて吠える狛犬宮晩夏 蝉の鳴き声もやっと晩夏の気配が感じられるこの頃になって 聞かれるようになった気がします。今年は異変気味でして、蝉がなかなか聞かれないと思って いましたところ、もう夏も終わろうとしていますこのごろ やつと聞くことが出…

鵜川けさ波こまやかに涼やかに 昨夜見た鵜飼の川を、あくる朝改めて見にいった。この朝は波静かでとても涼やかにかんじた。あの 篝火が燃え上がって川面をそめていた暑い川では なかった。その日の午前中に川下りを楽しみ、皆さん童心に もどっていた。

陽射しやや傾く大路戻り鉾 巡行もすすみ、それぞれの鉾まちに鉾が帰る頃には、陽射しも 傾きはじめる。 路地からはすっと涼しげな風が吹き抜ける。 晩夏の頃である。

鉾柱ぐらりと撓ひ向きかふる 17日の祇園祭にいってきました。今年は日曜日でもあり 大変な人出に押し倒されそうになり場所を得ました。まじかに見ますとさすが優美で歴史を感じました。 そこそこに退席して句会場に移動しました。 京都は36度の暑さにまいり…

牧童の住まひは平屋雲の峰 この暑さの中牧場にいき、動物たちと遊んできました。 日陰はありますが、とにかく広いので暑さにダウンです。つまり観光牧場でした。余りの暑さに時間繰り上げ つぎの目的地へ出発。皆疲れてその夜鵜飼をみて 九時から句会でした…

遊び舟舳先を波に立て直す 愛知県の犬山市木曽川日本ライン下りに 乗船してきました。木津川の舟下りと、少し 異なり激流はさほどでもなかったのですが 川幅が広いので怖かったです。 水しぶきに童心にかえったように楽しい一日でした。夜は木曽川鵜飼を見ま…

時計草時間も人もゆつたりと 写真は俳句と異なります。時計草をまじまじ 見ていましたら、その様な感じになりました。 何かせかせか過ごす日々がいかがなものかと 自分自身に問いかけました。 時にはゆっくり自分を見つめ直すことも たいせつかな! 長梅雨に…

まづコーヒー入れて始まる夏の朝 コーヒーの大好きな私、どんなことがあってもコーヒーを 入れることに始まる一日です。 一杯のコーヒーを頂き、やっと今日の始まりお出かけの 予定のあるとときは、いそいそと身支度をしてこの 暑さも気にならない。 人間て…