2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

コスモス

秋桜風にそむきてうなだるる このときは、飛鳥路は彼岸花だけでなくコスモス、蕎麦の花と賑やかに咲いていました。白い彼岸花も見ましたよ。これからの飛鳥は、自転車で巡る人が多いですが歩いて是非廻ってほしいと、私は思います。

飛鳥野

彼岸花田の神祀る畦に燃ゆ 彼岸花は大分咲きはじめていました。飛鳥はこの頃ともなりますと、平日でも自転車で巡っている若い人、老齢の人とさまざまです。稲刈りはまだでしたが、実りの秋でした。村では運動会が行われていて、父兄が沢山応援していました。

曼珠沙華

亀石の覚めよと燃えて曼珠沙華 句会の幹事で、飛鳥の下見に行ってきました。彼岸花を期待していましたが、猛暑で一週間ほど遅れていると地元の人がいっておられました。咲くことは咲いていますが、ちらちらといったところでしょうか。

月見

アイシーユーよりもどる病室より月見 実は主人が検査入院していて、カテーテル術をすることとなる。血管がぼろくなり出血し、大事とりこのような結果となりました。しかし無事で病室に戻れば、今日は満月ラッキーでした。

秋祭り

秋祭山車が走れば人もまた 昨日は秋祭りで、四基の山車がでました。若い人が沢山山車について囃していますが、これは地元の青年だけでなく、近隣から来るのだそうです。皆外に出ているのもそうなんでしょうが、少子かもその要因のようです。時代は変わりつつ…

棉吹く

しろがねの棉吹く風に河内の野 私が住んでいます河内は、河内木綿の発祥の地と 言われています。 先日尋ねた豪農の家の庭に棉が植えられていました。 すでにつまれて摘みのこしの四五個が残っていましたが、 見せるためのようでもありました。

煤にほふ竃ほとりちちろ虫 時々は使用しているようだが、ずらりと並んだ竈そして高い天井、煤光した梁昔の暮らしがまじまじと分かる。庭には薄が風になびく、庭を隔てて米蔵、農具蔵と豪農の屋敷はすばらしい。

暮の秋

展示せる農具民具や蔵暮秋 例会があり、豪農の屋敷をみにいってきました。市が管理した豪農のお屋敷です。蔵が沢山建ち並びその昔の繁栄振りがよく分かりました。河内木綿の発祥地で、庭に棉がうえられていましたが、すでに摘まれたあとでした。

陵杜の下草刈りやすたれ虫 陵近くを通ると、杜深く草刈機の音が鳴り響いていた。この異常気象に濠の水もどこなしこ濁り重たそうにかんじられた。近くでは虫がすでにすたれ鳴いているようでもあった。

秋刀魚

病ひあまた負ひながらえて秋刀魚食ぶ 主人がリハビリで足腰が少し元気になったかとおもいましたら、狭心症の疑いありとかで、カテーテル検査します。つぎつぎと病気がでて、気の休まるひまがありません。年はとりたくないなと思いますがしかたないことです。…

夜長

リハビリのすすみ夜長をくつろげり 施設の主人がリハビリに励みおもったより元気になっていました。人間は可能な機能をつかわないと衰えることを感じました。自分自身も歩くなりして、これからを楽しみたいです。

杮落とし

なには衆こけら落しに秋袷 大阪の歌舞伎座が、難波から上六の統合ビルに移った。たまたまその日尋ねて初めてしった。ビルの最上階にあり、来たからにはそこまでと行ってみた。杮落としで、関西ゆかりの役者さんが公演していた。だしものも、太閤三番叟など杮…

虫の闇

施錠しに出たる庭先虫の闇 一人暮らしになってから、門の鍵を掛ける習慣が身についた。何となく不安で、鍵をかけにいくと庭の闇には虫が盛にないている。秋だなーあと思った瞬間でした。日中は相変わらず暑いですが、秋は足踏みしつつそこまで来ています。