2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

藤房の揺れてはじかれ虻大き うぶすなに立派な白藤がある。 紫に先駆け咲くように思う。 すっかり緑にあたりはなりましたが、 雨が多いですね。 夏は嫌いですが、安定してほしいですね。

神馬

新緑や今にも駈けん神馬像 うぶすなに立派な神馬像があります。 すっかり緑になり、今にも駈けだしそうに感じました。 境内には、古戦場跡もあり由緒あるお宮さんです。

花菜

花菜晴釣果なき人ありし人 最近、川原一面に菜種の花が咲いています。土手ももちろん、黄色に染まっています。 川ではのんびり釣りを楽しむ人たち なかなか釣れないようですが、 こんきよく楽しんでいる人えらいなぁと思ってしまいます。

春光

春光の茅渟の海へとヨットの帆 日曜日マリーナーからヨットがつぎつぎ 外海に出て帆をかかげる。 のどかな海に、白い帆が浮かぶ。

赤海鼠黒海鼠生簀に沈め青葉潮 泉州の朝市に行ってきた。 規模はちいさかったが、旬の魚、野菜が 売られ、句会があるので買うことは出来なかったが 近くに関西空港がありまさしく春光でした。 海鼠は冬の季語ですが、海に沈めてありました。

乗っ込みの鯉の背鰭の水を掻く たまたま真っ白な鯉をみました。 近くでは盛に乗っ込みがはじまっていた、 背鰭が潜水艦のアンテナのように見えました。 水しぶきをあげ、命のいとなみを感じました。

花筏

花筏堰につまづきこなごなに 低い堰に乗り上げて崩れてしまった花筏 そんなに早い流れでもないのに 哀れにおもいました。写真がなく句と異なりますが お許しを!

鳥曇

鳥曇ドームの屋根の昆虫館 大阪の伊丹にある昆陽池、そのほとりにある昆虫館これは餌場のあたりから撮ったものです。 鴨もほぼ帰り、池はなんとなく寂しかったです。 鴉が我が物顔に飛んでいて、少々不気味でした。

白鳥

巣籠の白鳥襲ひ鴉どち 渡り鳥の沢山集まる神戸の昆陽池にいった。大方帰り残っている鴨、白鳥 抱卵の白鳥がいて、沢山の鴉がいて、 抱卵中の卵を鴉がねらっていた。

木の芽

木の芽晴れ真っ赤に燃えて要垣 ご近所の要の垣がとても綺麗です。だんだんこの赤い葉も緑色になれば、 春も一段と深まることでしょう。

学生服

金釦胸にきらりと風光る 入学式が多い季節です。 昨日出掛けましたら、ぴかぴかの いかにも新入生といった感じの親子連れをみました。 昔を懐かしく感じました。

風光り野に陪塚のもりあがる 塚、陵と私の住まっているところには、 沢山点在しています。 古市古墳群です。近すぎて意外に無関心な人が 多いように思われます。

清明

清明の水おしげなく洗車する 今日は清明です。 風も明るくなり春爛漫と言いたいところですが、 今年は少し違うようですね。 花も散り始めました。

城下

里桜お里沢市墓どころ 壺阪寺の麓の村に 例の、壺阪霊験記のお里沢市の墓がある。 村人が守っているのか、手入れが行き届き 静かに眠っておられる。

さくら

ご城下に雛見てめぐりさくら時 旧暦に町屋ごと、その家家の雛を見せると言う習慣があるのでしょう。 最近知り見に行きました。 三代に及ぶ雛もありました。 しかし、若い人たちは家を出て、 その時期だけ変えるようです。時代ですね。