2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

大川

祭すむ晩夏の川を幣流る 天神祭りの終わった大川、いつもと変わらぬ静けさがもどる。よく見ると、船渡御のなごりの幣が流されていた。夏も終わらんとする川は、痩せてみえた。もう明日は8月である。

蝉時雨

神宿る森をゆさぶり蝉しぐれ 山自体が神宿るもり。静まりかえった森は鳥語のみ、山気がしんしんと体を包む。蝉だけは神といえどもはばかることなくがんがんなく。しかし、秋の近いのはなんとなく感じられる。

晩夏

鳥語満つ晩夏の森のさざめけり 8月ともなればすぐ立秋です。森にも鳥語が満ちて、秋の到来を待っているようです。瀬の音も一段と涼しげにかんじます。街中ではまだまだその様な感じしませんが、確実に秋はそこまで来ています。

芙蓉

芙蓉はや朝の日に覚め笑ひをり 芙蓉は秋の季語ですが、咲きましたので句にしました。一日花ですので二時頃にはすでに萎えています。次次と咲き忙しいです。特別手入れもしませんのに毎年咲いてくれます。律儀な花です。

団扇

仲見世に買ふ鬼灯の団扇かな 連続の浅草シリーズである。 たきたき鬼灯市にお参り出来て、 鬼灯の絵の扇子がないかと聞いたが 団扇ならあると団扇を買った。 団扇の写真が撮れてないので鬼灯市の おじさんで許していただきたい。 浅草寺はいつ行っても賑やか…

夏の雲

夏雲やビルの間にスカイツリー スカイツリーがぐんぐん伸びていますね。車の中で横になり撮りました。今回は近くまで いきませんでしたが、出来上がったら是非近くで見たいです。人気スポットになり地下値も上がっているそうですよ。

森林浴

しばらくは足取りかるく森林浴 一瀑を秘めた森はしずまりかえり、あたりは瀬音とときどきの鳥の鳴き声森林浴日和であった。まだ夏休みになったばかりで、学童の姿もなく中高年の人達が歩いているだけであった。

暦日を見つめし句碑に滝しぶき 滝の前に句碑がたっている。常に滝しぶきを浴び、長い年月を見つめているであろう。梅雨もあけて滝は大きく膨らんでみえた。夏休みともなれば、学童達で賑わう。

浅草寺

千日詣折しも適ひ旅なかば 二泊三日の東京の旅をした。たまたまその日に出会い、お参り出来たこと良かったと思う。なかなかその日合わせ行く事は困難であるが、幸せに思う。猛暑の前で、返ってよかったのかと・・・

炎暑

炎暑来て四万六千日詣で 仲見世は何時いっても人人です。特に猛暑の時期は考え物です。鬼灯市が出ていたからよけいに混雑していたのでしょう。

仲見世

青鬼灯仲見世風のとどこほる 浅草寺はいつきても外国人が目立つ。この日は丁度鬼灯市があり、賑わっていた。人も風もとどこほってむんむんしていた。

朝曇

スカイ・ツリーまだまだ伸びて朝曇 シリーズです。車の中より撮りましだのでもうひとつです。着々と積み重なりテレビでその特集をしています。風を一番研究してとのことですが、地震も怖いな!高い所が怖い人ですので、どきどきしてしまいます。

遊園地

反響すロックに舞踏劇暑し 孫の所に遊びにいった。デズニー・シーに連れて行ってもらう。としがいもないと言うも、そんなことないと言われいい記念になった。曇り空で余り暑くなくよかったと思う。夏休み前でもあり、以外にすいていた。

スカイツリー

夏の空突き上げスカイツリー伸ぶ 出来つつあるスカイツリーをやっと見ることできました。近く見上げるとその高さがまじまじとわかります。新名所が出来、あのあたりの地価も上がっているそうです。

浅草

鬼灯市鯔背な江戸女涼し顔 東京に転勤している息子の所に行ってきました。丁度、浅草寺の鬼灯市の日で、四万六千日参りしてきました。参院選挙中で、大変な人出でした。東京はよく分からずの田舎者探検してきました。

森の中

蔓手毬木曽は木の国酒どころ 鬱蒼とした木曽の森、谷では瀬音が響くまさしく木の国である。お酒も水がおいしいので自然と銘酒がうまれる。お酒好きにはたまらない。地ビールもおいしかった。

夏つばめ

夏つばめ旅籠の坂を舞ひ返す 南木曽の旅をしてきました。 山間でもあり、少し涼しいように思いました。梅雨時にもかかわらず天気に恵まれ旅吟できました。 馬籠、妻籠も観光化して少しがっかりしました。そんなことで暫く休みましたが、宜しく!

蘇鉄

ひらひらと蘇鉄の若葉風やはし 蘇鉄の若葉がやっとふきだしてくれました。枯れてしまったのかと心配していましたが、 あのとげとげしい固さと違い、とても柔らかく なぜなぜしたくなる感触です。これで一安心です。

鷺草

鷺草の咲きて一斉羽ばたける 鷺草が咲き始めました。まだ全体にさき広がったわけではありませんが、まもなく満開になることでしょう。一斉に飛び立つ様に感動します。