2014-01-01から1年間の記事一覧

寒牡丹菰着て咲くも咲かざるも寒牡丹が今見頃です。これは奈良県の二上山の裾にあります 石光寺の寒牡丹です。御住職が大切に育てられた菰ぬちに咲くそれは見事な寒牡丹です。 まだ暫く見られるかと思います。

落ち葉して

落葉して野に双子塚あからさま推古天皇陵です。小高い丘の上にあります。少しずつあたりの景色も 変わりつつあり久しぶりに尋ねましたが、余りかわってほしくない景色です。王陵の谷より吹きあぐる風は痛く冬を肌で実感します。

冬菜売り

冬菜売るここより柳生道険し柳生の里にある隠れ寺です。バスも回数が少なく一代遅れるととんでもないことです。さすがに山深く紅葉が 一段と綺麗でした。

淀川

淀川の混濁とあり野分後これは浜木綿の実です。赤く熟れた浜木綿の実に 秋の深まりを感じました。この日は芦屋に行く淀川を渡りましたら水がかなり 濁っていてああ台風19号が過ぎ去ったことを思いました。

秋祭り

祭づく村抜け村へ豊の秋稲刈りもとっくに終わっている所もありましょうが、河内はまだです。今日あたりは一家総出で稲刈りをして冬支度もちゃくちゃくかな?台風もそこまでやって来ています。大事のないこと願っています。

秋暑のお濠

よどみたる秋暑のお濠陽に染まる主人が亡くなり暫くお休みしていました。漸くぼちぼち始めようかなと思える気持ちになりました。今年は異常気象で体が悲鳴をあげています。又宜しくね。

夏惜しむ

公演なき新歌舞伎座に夏惜しむ新歌舞伎座に行って来ましたがその日の公演はお休みでした。しかし、おみやげを買うことは出来るようになっていました。

羽抜け鳥

羽抜鶏羽ばたくときの痛々し奈良県天理市にある石上神宮の神の鶏ですが、季節がら羽抜鶏になっていました。痛々しく 思いましたが、元気で境内を走りまくっていました。鶏冠の大きな鶏は気性が激しく小屋に飼われていました。 人間と一緒でいろいろな性格が…

蜜柑の花

花みかん信号待ちの間もかほり交差点のロータリーの茂みから蜜柑の花が香ってきました。こんなところにと思わず信号を見送りました。誰一人気が付く様子もなく・・・・・

葦雀

行々子鳴き連れめぐり平城址 奈良の平城宮跡を歩きました。とても広いところで歩いたといっても一部分ですが、丁度雨が上がりみどり美しい青野原でした。

青葉して

青葉して雲一つなき嵐山嵐山は今若葉青葉の頃です。相変わらず観光客は沢山来ています。あの水禍から見事に立ち上がり、その痕跡は探さないと見当りません。凄いなと思いました。

薔薇

入山して薔薇の浄土におぼれたる開花には少々早く少しさみしい薔薇見学となりました。やはり五月下旬でしょうか。この日はその頃を想像しつつ薔薇見物を終えました。しかし、新緑の美しい時期で満足しながらの吟行会でした。

走り梅雨

浦に吹く風なまぬるき走り梅雨和歌の浦を旅しました。生憎の雨模様に梅雨の走りを覚えつつの旅でした。雑賀岬にただづめば遠く紀淡水道はどこまでつづき大小の船が行き交い寒くもなく暑くもないこの時期の旅に満足しつつ紀伊の旅は終わる。

青葉潮

青潮や雑賀の鼻に島ふたつ 紀の海に張り出した岬です。紀州藩の海洋の見張り所ですね。双子島が目の前に見えます。紀伊水道をタンカー、漁船と みはるかす海は果てなく、気持ちもおおらかになります。

公園デビュー

囀りに公園デビューして母子暖かな日和の公園では、同じくらいの年恰好の母と子が出会いを求めてどこからとも集まるようです。すぐ仲良しになり育児談義に話が盛り上がるようです。つくづく日本は平和だなと感じます。心あたたまり幸せを 感じる時でもありま…

蘆若葉

蘆若葉取り残されて番鴨公園の池にたった二羽の鴨が取り残されたように睦んでいた。水際の蘆が青葉萌たち、水も温んでいるであろうに。其のせいか陸にあがっていた。何故か後姿が故郷を思い出しているように見えませんか。

育児談義

チューリップ育児談義にもりあがる 緑地公園のひとこまですが、赤ちゃんを乳母車に乗せてどこからともなく集まってくる。そこでおもいおもいに 育児の話などするのでしょう。微笑ましい景色でしたよ。子供はじっとしていませんので、お母さんも大忙し昔私も…

桜時

一句ひねる花の吹雪の中ひとり 先日嵐山の桜見物に出掛けました。生憎の降ったり止んだりの 花冷えの一日でした。和装で花見に来た人を、俳人とみたてこんな一句にしました。

fuk

初桜

初花に詣でて母の忌の近し 咲き始めたかなとおもったのも束の間、今日あたりは満開になりました。短い開花時を精一杯私たちを楽しませてくれる桜、そんな折母の忌の 近いのを実感するときでもあります。もうしばらく楽しませてくれることでしょう。

山笑ふ

一塊の雲離れざる山笑ふ 当麻路にこんな御殿が出来つつありました。まわりから浮いた感じでしたが。。。梅もそろそろ終わりでしょうか。杉山の谷間にぱっと明るく紅白に咲いていました。

週末を楽しむ

週末を一人楽しみ春の雨 春時雨の週末一人やりたいように過ごす至福のとき、こんな時間もたいせつさを実感するとき・・・・・先日出掛けたお宮さんで春の雨に潤う苔のまみどり あまりのみどりの美しさに足をとどめたことでした。

春動く

気泡あぐ睡蓮の鉢春動く 庭の睡蓮鉢に気泡をあげていました。よく見ると睡蓮は春を感じとり小さな芽をあげていました。ここに飼っていた金魚も昨年死んでしまいました。

春光や

春光や砂利舟波のかけら浴び 月に一度は尋ねる大阪の大川は句材探しの格好な場所です。水上バスが行き交い砂利舟 も時にはみられます。ゆりかもめがまだ沢山いました。八軒家浜あたりは 昼時はランチのサラリーマンで賑わいます。

乗馬を楽しむ

調教終えへ愛馬春泥拭ぐはるる 梅の花もそろそろ咲き始めました。日和のいい日は乗馬にいそしむ人たちも多く、見ていても楽しくなります。朝早かったのですがすでに何頭かの馬が馬場にでていました。 駅伝もあり日曜日の公園は賑やかです。

野焼き

野焼果て野仏の面煤おぶる 立春も過ぎ、好天の日などに出掛けると野良仕事に励む農家の人たちに出会う。邪魔かなと思いつついろいろ聞いてみる。 意外に親切に話をしてくれるのに有難く 思うことも多だある。これから耕し仕事がはじまる。

川普請

片側に流れをつくり川普請 今盛んに川普請をしているのを見る。年度替わりで予算を使い切ると言うお役所の あんばいもあるのでしょうか。細い流を仮に作りながら工事を進めている。その時はゆりかもめもどこかに避難しているのか みあたらない。今日は寒さが…

舞殿

舞殿にそそぐ峡の日淑気満つ 小さな神社でしたが立派な舞殿があり、うすうすと埃を浴びていました。埃さえも目出度く思ったものです。歴史をたどれば由緒ある神社とか幟旗がはたはたとはためいていました。

あべのハルカス

凍雲やあべのハルカスビルの間に 大阪の南に超高層ビルが建ちました。全館開業は春の後半です。北には梅田南に難波と南でも天王寺あたりは開発が遅れていました。このビルが建ち活性化するかこれからが楽しみです。四天王寺にお参りしました。その方面から撮…

年迎える

点滴の一つ外れて年迎ふ 明けましておめでとうございます。 今年も宜しくお願いいたします。年末より主人が入院で病院で新しい年を迎えることとなりました。もう間もなく退院とおもいます。今年一年なにごともなく楽しく過ごせますようにと願っています。