2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

河内野

稲架立ちて二上山を遠ざくる 今日、少しばかり足をのばし買い物にいったら、稲刈りをしていました。この土日にこのあたりは秋祭りです。その前に稲刈りをすませての考え のようです。若い人多分息子さんかと思われる人と、稲刈りに励んでおられました。しば…

溢れ蚊

溢れ蚊にがつがつ咬まれてしまひけり 秋日和が続いたが、今日はしとしとと小雨が降っている。こうして秋も深まって行くのでしょう。祭り囃しがどこからとも聞こえてくる。ここ南河内も来月早々には秋祭り。町には幟がはたはたとそよいでいる。田んぼも秋の実…

彼岸花

曼珠沙華蕊しなやかにもつれ反る 彼岸花がやっと咲き始めた。 昔我が家のあるところは田んぼだったようで、その名残からか毎年庭に彼岸花が咲く。でも今年は随分咲くのがおそいなあと思っていた矢先にやっと咲いたが、今年は花が乏しい一般的に嫌われる花だ…

彼岸花

新居まだ完成ならず曼珠沙華 私の近くでは、最近よく見ます景色として田の中にぽっりと最近の新しい建物が目立ちます。聞きますと親が次男、三男に分家として家を建ててやるようです。またその建物が目立つのです。多分新居なのだとおもいます。随分前から建…

菊月

菊月や竜馬ゆかりの町めぐり 寺田屋です。三回ほど訪ねていますのて、今回は時間もなかったので中には入らずお庭だけ見て、濠川のほとりをぶらぶらしました。朝露が残り草草にひかっていました。川じたいは流れがないのでしょう、淀んでいて涼しいとは感じら…

伏見の秋

蔵の町酒のまちゆき秋惜しむ 一昨日、伏見に行った一連のものです。濠を十石舟としょうする屋形船で観光できます。流れがなく濠の水は淀んでいましたが、柳が風にたなびき涼しさを演出していましたが現実にはとてもむしむしする暑さでした。しかし、足元をみ…

行く秋

行く秋の伏見疎水を屋形舟 蒸し暑い秋の一日を京都伏見で吟行会でした。 伏見の寺田屋は坂本竜馬ゆかりの宿でもあり暑いなか結構人も多かった。濠川を吹く風もすこしは涼しいかと期待していたが、暑かった。でも濠ばたには。柿が色づき葛の花も咲いていて秋…

虫の夜

筋トレの自転車漕ぎや虫の夜 膝を痛めてから、久しぶりにリハビリの自転車をこいでいる・この機械主人が日課のように使っていたもので、今施設ののお世話になっているので、埃まみれになっていたやつを使って自分が使っていることが不思議だ。私も年を重ねた…

秋思

座るより秋思のねむけ襲ひくる 暑さも少し落ち着いてきました。熱帯夜に睡眠不足がつづきますと、思わぬときに睡魔に襲われこまりはてるときがあります。電車などで乗り合わす学生が、疲れと、睡眠不足もあるのでしょうが死んだようにねむりこけっているのを…

秋暑し

突きへりし遺愛の杖や秋暑し 長年、指導いただいた先生が先日亡くなられました。急なことで大変驚きました。ただ自分の無力さに、改めて先生の大きさを身に染みて感じました。我が家に父のとても愛していた杖をみつけました。それは随分突きへっていました。…